歯科で治療をすることについて色々と考えてきました。
歯科治療の分野も日々進歩しており、様々な角度からの研究が盛んになっています。
以前は技術の進歩により、義歯によっていかにだめな歯を補うか、ということが治療の中心であった時期もありました。
だめな歯は削り、または抜いてしまい、進んだ技術による義歯で補えばいい、という治療でした。
それ以前よりも画期的にこうした義歯の技術が進んだこともあり、義歯でもかむことなどに不自由を感じない状況にできるようになったことが大きかったのだといわれています。
でも、最近歯科で治療を受けている人には、それとは違った印象があるのではないでしょうか。
それは、以前感じていた削る、抜く、詰める、かぶせる、という歯科治療が、変化しているように感じる、というものです。
今の治療では、できるだけ自分の歯をそのままの状態で残す、ということに治療の主眼が置かれています。
そして、根本的な原因を根絶すること、定期的な検診と万全な予防によって状態が悪くならないように経過を観察すること、などが重要だとされています。
虫歯になった場合でも、なった部分を削ったり抜いたりして対処療法で治療をすればいい、という考え方ではなく、目の前の治療をするのはもちろんのこと、ブラッシングやプラークをコントロールするための方法などの指導をしながら、定期的に経過を見ることで自分の歯を生かしていく、ということが考えられるようになってきたのです。
ですから、できるだけ抜かない、という治療も増えてきました。自分の歯をできるだけ活かしながら治療をする、ということは時には時間がかかることおありますが、やはり歯根を抜いてしまった場合には、歯並びが悪くなってしまったり、顎の骨格がやせ細ってしまうことがあるなど、歯を抜いたことによる不便さだけの問題ではなくなってしまうこともあるのです。
長生きの秘訣として、80歳で20本の歯、といわれるように、自分の歯がたくさん残っていることは健康の秘訣です。
歯は抜いてしまうと二度と生えてくることがないものなので、抜くという治療をするときは慎重に考えたほうがいいでしょう。
また、歯を失う原因の病気にならないように、日ごろから予防をすることを心がけましょう。
【歯科,治療,歯】
歯科の選び方入門は、歯科について解説しています。
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